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2017年8月 2日 (水)

琵琶湖で撃沈

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8月1日
去年初めて訪れた、「伊崎寺の棹飛び」を見学に来ました。少し風と波がある朝でした。行事の開始に時間があるので、沖島を周回することにしました。左後方が沖島、右の岬を回ると伊崎寺があります。

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風に流されそうになるので、島の東側から回り込むことにします。

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9:50 東端に近づきます。

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周回は何度か行っていますが、北側は波が強くパドルを手放すことも困難でした。撮影は少な目です。右側は島ではなく沖島の西端です。


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10:20 西端の湖上荘という民宿です。
 
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30分ほどで波のきつかった北側を漕ぎ終わります。
 
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東に回り込み、伊崎寺のある岬に向かいます。

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島の南東側にある厳島神社です、岸に鳥居が立てられています。

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11:00 約一時間で島を周回出来ました。周囲は約6.8kmあります。
 
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棹飛びは12時ごろから始まるので、棹の下に漕いで行きます。
 
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棹が確認できるところまで来ました。
 
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11時半ごろ、お寺の下に着きました。

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地元の漁船や消防艇も、お客さんやレスキューの人を乗せてスタンバイしています。
 
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去年は船以外では、私のカヤックだけでしたが、今回はカヤック3艇とSUPが4艇でした。
 
Kimg0745
 
棹飛びが始まるころ、気圧の谷の通過があったようで、湖面には小さな山やピラミッドのような感じの波が立ち始め、漕ぎながら艇を安定させなければ危険な状態になりました。

何人かのお坊さんが飛び込んで行きましたが、いよいよ耐えられそうにない波が増えて来たので避難している途中に、後ろからの強烈な波にバランスを崩し、右舷に傾きながら沈ししてしまいました。

岸に近いところまで来ていたので、カヤックとパドルを持ちながら泳いで行くと、SUPに乗られていた方が2名漕いできて、上陸を助けて頂きました。

固定カメラで棹飛びは動画撮影をしていましたが、沈の衝撃で水没し去年使えた望遠付のミラーレスも水死しました。

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去年の写真はこんな感じです。

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休暇村までまた戻らなければいけないのですが、帰りも不安だったので歩いて車をとりに行き、お寺でカヤックを搭載することも考えました。
しかしお寺は高台にあり長い石段があって、カヤックを一人で担いでいくことは無理でした。

結局波が収まるのを待ち再出艇しましたが、さほど変わらず約1.7kmの荒れた波の湖面は、休暇村の浜に上がるまで緊張の連続でした。
 
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14:15 シーカヤックに慣れていたことと、撮影が気になって避難が遅れたのが今回の原因と思いましたが、何とか休暇村に辿り着き無事に帰ることが出来ました。状況を正しく判断して、素早く決断できることが大切だと思います。

Map





「アウトドア31文字」

   迫りくる 大波受ける 私には

        飛び込む僧の 姿届かず
























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