秋晴れの涸沢ハイク(4) 感動のパノラマコース
Newmanさんのお薦めにより登りの道を戻ることなく、パノラマコースと称されるルートを下ることになりました。
すぐにヒュッテを望める方向に道が進み、遠ざかる山小屋に別れを告げます。
屏風岩の頂上部、屏風の頭への登り坂です、紅葉はますます鮮やかさを増しています。
10:40 まさに錦秋の紅葉を楽しみながら、屏風の耳への分岐に辿りつきます。
槍ヶ岳が大きく稜線を従えて君臨する雄姿を望むことができます。
中央のケルンが屏風の頭です、ケルンの右には数少ない挑戦者が確認できます。
12:25 名残惜しい涸沢を後にして新村橋への下山が始まりました。
展望の少ない単調な山道ですが、まだ秋の雰囲気は下山を楽しませてくれます。
今回の山旅に登場したモンベルアルパインパック60Lです、最近はあまり登場することはありません、テント、シュラフ、テントマット、少量の水とコーヒーセットなど最小限の装備でした。
小さな黒いバッグは軽量のカメラバッグです、ミラーレス一眼など小型のカメラを素早く取り出すことが出来ます。
15:25 新村橋に着きました、あとは徳沢から上高地を目指すだけです。
北岳の登山口に架かっているような吊橋を渡れば、横尾から上高地に通じる歩道に出ます。
15:45 徳沢で休憩です、上高地から沢渡へのバスは最終の18:00のようです。少し忙しい帰り道になりました。
17:40 観光客に出会うこともなく、薄暗い梓川沿いの歩道を歩き、静かな河童橋を見送り、乗客も少なくなったバスターミナルに帰ってきました。紅葉の涸沢の絶景を楽しめた山旅が無事に終結句を迎えました。 今回お世話になりましたNewman様、楽しい涸沢ハイクに同行頂きありがとうございました。
コースタイム(休憩込)
涸沢ヒュッテ(9:20)-屏風の耳分岐(10:40)-(屏風の耳往復、休憩)
分岐(12:25)-新村橋(15:25)-徳沢(15:45)-上高地バスセンター(17:40)
「アウトドア31文字」
秋の日の 涸沢巡る 山旅で
友と出会いて 紅葉愛でる
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ころぼっくるさん、こんばんは。
屏風パノラマコース歩きから、早いものでもう1週間経ってしまいました。
涸沢の紅葉も美しかったですが、今回のパノラマコース歩きの間の紅葉は実に素晴らしかったですね!
屏風の頭の数少ない挑戦者の写真、実は撮ってらしたのですね(汗)
オリジナルサイズの写真があれば、ぜひ頂きたいです...(笑)
屏風パノラマコースからの帰り道をご一緒できて、本当に良かったです。
こちらこそありがとうございました。
投稿: Newman | 2012年10月15日 (月) 02時28分
Newman様
こんばんは、ありがとうございます。
紅葉の山旅、楽しく過ごすことが出来て感謝しております。
朝の北穂高がモルゲンロートに輝き、涸沢カールを鮮やかに染めて行くのは感動的でしたね。
今回は谷側にいたので御来光を望むことは出来ませんでした。
また機会があれば、さらに上の北穂高山頂で日の出を迎えたいものですね。
投稿: ころぼっくる | 2012年10月15日 (月) 20時39分
ころぼっくる様
こんばんは。涸沢の絶景、見ているだけでも、その美しさが伝わってくるようです。今回はNewmanさんとご一緒だったのですね。本当にいい天候に恵まれて、素晴らしい景観を堪能されたようで、本当にお疲れ様でした。
いそしずは、。今秋は不本意なシーズンとなりそうで、最近はブログの方も更新頻度が低下気味ですが、来年は、新たな門出の年にしたいと思います。秋本番、アウトドア楽しんで下さい^^
投稿: いそしず | 2012年10月30日 (火) 00時20分
いそしず様
こんばんは、ありがとうございます。
まさに紺碧の空、原色の秋色をちりばめた山の紅葉、その狭間に稜線を描く穂高の峰、絶景との言葉を感じましたね。
山の秋は短く、間もなく雪に覆われる冬を迎えます。
今年も年末年始の北横ヒュッテの予約を入れました。
投稿: ころぼっくる | 2012年10月30日 (火) 22時01分