伊吹山三合目 2012.02
2月11日
冬の伊吹山に来ました。登山口から一合目までは固い雪でしたが、雪の斜面が始まると新雪になり、朝の早い時間だったのでトレースも無く、アイゼンでは歩けず、車に残したスノーシューを取りに戻ることになりました。
なんとか三合目に昼前に着きましたが、ガスと雪面の白一色でした。
伊吹山の形すら見ることが出来ず、かすかなトレースが白い闇(?)に消えていくのが幻想的な世界です。
単独でこれ以上進むのは道迷いによる遭難の危険もあるので登頂を断念して撤退しました。(^_^;)
多賀SAの朝6時ごろです、夜には雪が降りドアミラーにも積もりました。
伊吹山登山口近くの駐車場には7時半頃の到着でした、こちらもかなりの積雪です。
駐車場を持っておられる民家の自家用車も大変な状況でした。
生活道路には融雪のための散水設備があります。
ゲート通過は7時40分ごろでした。
なだれの危険があるようです。
ようやくスノーハイクの始まりです。
朝日がさすこともなく静かな雪道です。
一合目からは樹林帯を抜け、急な斜面を直登することになります。
灰色に満ちたゲレンデは、膝まで踏み込むような雪面になり、スノーシューを取りに戻ることを決めました。
三合目には11時10分ごろ到着しました、中山再次郎(関西で初めてスキー場を開いた人のようです)の銅像があります。下は天気が良かった去年の2月の同じ場所からの写真です。
今は営業休止のゴンドラ前も人はいません。
伊吹高原ホテル(2005年10月に廃業)も廃墟のようになっていました。
軒下に近づくのは危険です。
12時過ぎに登頂を諦め、下山することにしました。
しかし15分ぐらい下っていると、雲が切れ始めました。
次第に青空が見え始め、信じられない天候の回復です。
スノーボードを背負って三合目まで登り、滑降するお客さんもおられます。
遠くには琵琶湖も望むことが出来ます、山頂から見たかったですね。
そりで滑るのも良さそうです。
黒い林が始まるのが一合目です。
一合目の脇からスキーで降りられる方がおられましたので、スノーシューで近道しました。
雪で重くなった木の枝です。
終点から見上げた坂道です、山道を歩くより眺めは良いですね。
三合目の天気が信じられないぐらい暖かい下山口でした。
下山後の温泉は長浜インター近くの「あねがわ温泉」です。広いロッカー室と雪が降り注ぐ露天風呂、休憩室も多いくつろげる温泉です。
「アウトドア31文字」
舞う雪も 寒い空から 降りてきて
お湯に浸かって 旅路の終わり
« 立春の金剛山2012.02 | トップページ | Re:氷柱の無い七曲滝 »
「鈴鹿・湖東」カテゴリの記事
- 春の山旅2019(2)御在所ハイク(山頂と下山)(2019.04.03)
- 春の山旅2019(1)御在所ハイク(山頂まで)(2019.04.02)
- 伊吹の節分草2019(2019.03.11)
- 伊吹の節分草 2018(2018.03.18)
- 真夏の伊吹山2017.8 (2)お花畑と下山(2017.08.18)
コメント