尾瀬 2011.07(ニッコウキスゲ)
7月17日 午後
鳩待峠に到着後は尾瀬湿原を散策しながら、見晴にある山小屋(第二長蔵小屋)までのハイクです。
夕方5時ごろに着き、2日目は湿原を鮮やかに彩るニッコウキスゲを楽しみながら帰途につきました。
写真の遠景は至仏山の斜面です。
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鳩待峠から見晴
2時前に鳩待峠を出発し、山の鼻を越え尾瀬湿原に入ります。
木道付近に咲くニッコウキスゲ、ヒオウギアヤメ、ヒツジグサです。
地塘(湿原の池)に映る雲が美しいですね。
すこし空が曇りだし、途中で夕立ちに遭いました。
5時ごろ山小屋に到着して、入浴後のビールです。尾瀬の森に乾杯ですね。
夕暮れ時の尾瀬風景です、幻想的なひと時でした。
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7月18日
水玉の朝
4時半ごろの夜明けです、湿原には朝霧が残り涼しい朝を迎えています。
夕方の雨と朝露で、水滴が童話の世界を作り出します。
水よりもガラス玉のような印象もあります。
滑りそうで止まっているのが微妙な表面張力です。
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朝の湿原
6時過ぎに小屋を後にしました。
正面には至仏山が朝日を受けて佇みます。
森の中もきれいな緑です。
ニッコウキスゲの群落も現れます。
白い水芭蕉もいいですが、ニッコウキスゲの方が青い山と良く合うような気がします。
木道が至仏山のふもとまで続き、朝の散策を楽しむお客さんも多く歩かれています。
サギソウと東北一の標高を持つ燧ヶ岳(2356m)です、次はこちらに挑戦ですね。
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吹割の滝
山の鼻には8時40分ごろ到着し、今回の湿原ハイクは終わりました。
山小屋の資材や食材を運ばれる歩荷(ぼっか)さんです、かなりの重量がありそうです。鳩待峠には10時前の到着でした。
沼田インターから戸倉駐車場までの間にある「吹割の滝」です、今まで気にはなっていたのですが、時間の都合で立ち寄ることはありませんでした。川の流れが岩を侵食して複雑な地形を流れる滝です。
高さは低めですが、幅広くカーテンをかけたように落ちる水は美しいものです。
気温はかなり上がっていましたが、浅いところでは水浴びも出来て涼しいところでした。
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旅の終わり
帰りの温泉は沼田インター近くの道の駅に併設される「望郷の湯」です、右の写真は2005年の6月に初めて尾瀬に来た時、ここで見た彩雲です。
4回目の尾瀬も美しい自然に出会え、充実した山旅になりました。また次回は違うコースを歩いてみたいですね。
至仏山の山バッジです、今年の初登頂の貴重な一つになりました。
「アウトドア31文字」
尾瀬の旅 夏の山には 花が咲き 湿原染める ニッコウキスゲ
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