« 石山寺の梅林 | トップページ | 新しい大阪駅 »

2011年3月23日 (水)

厳冬の西穂高 2011

厳冬の西穂高 2011
3月20日
北アルプスの西穂高に来ました。

アルプスはまだ雪の季節の真っ最中です、写真は西穂独標直下の丸山付近から見上げた山頂部です。

西穂山荘から少し登った稜線に出ると、吹雪が容赦なく襲いかかり、3月下旬の街の暖かさが想像出来ないような、冬景色です。   

Optio_010 Optio_011 Optio_013 

新穂高ロープウエイ付近の駐車場と最寄りの日帰り温泉です。登山者用の駐車場は一番下になっています。

Optio_014 Optio_016 Optio_018         

ロープウエイは二つに分かれ、しらかば平駅で乗り換えることになります。

Optio_019 Optio_021 Optio_022      

第二ロープウエイは二階のゴンドラで、駅にはパン屋さんもありました。

Optio_023 Optio_024 Optio_026    

終点は西穂高口です、観光客はここの展望広場で写真を撮って終わりです。ピラミッドのような雪だるまが作られていました。背景は西穂高岳です。

Ist_005 Optio_036 Optio_033      

背後に迫る笠ヶ岳を見ながら雪の回廊に入ります。普通の靴とスタイルで歩く観光客もおられますが、硬い雪面なので危険です。

Optio_030 Optio_029 Optio_031      

槍ヶ岳を開山した播隆上人の石像も設置されています。 

Optio_038 Optio_039 Optio_040       

回廊のはずれに、西穂高への登山道が控えています。 

Optio_042 Optio_043 Optio_044       

林の向こうに西穂山荘が望めます。  

Optio_046 Optio_049 Optio_051       

氷柱も残る真冬の寒さです。

Optio_050 Optio_052 Optio_053   

西穂山荘に到着です、大きな雪だるまが迎えてくれました。

Optio_054 Optio_055 Optio_057         

ロープウエイの売店で買ったパンと山荘のコーヒーで昼食を済ませ、丸山まで行ってみました。

Optio_060 Optio_061 Optio_063     

雪庇が形成される斜面には○や×が描かれ、雪面が割れる危険もありそうです。吹雪が吹けば、雪煙が斜面を駆け抜ける光景も見られました。  

Ist_012 Ist_013 Ist_014     

丸山からの西穂展望です、独標まで行くのも諦めました。

Optio_065 Optio_064 Optio_066      

急斜面を下り山荘に戻ります。気温はマイナス2度ぐらいで、正月の北横岳には及びませんでした。

Optio_067 Optio_068 Optio_071        

山荘の夕食と、2日目の朝の風景です。部屋は10名ほどの広さでしたが、宿泊人数は5名で、ゆったりと寝ることが出来ました。

Optio_072 Optio_073 Optio_074       

朝も雪が降り回復の見込みも無かったので、早めに下山を開始しました。

Optio_077 Optio_079 Optio_080   

一時間程度のコースですので、アイゼンがあれば快適に歩ける雪道です。

Optio_082 Optio_083 Optio_084        

前日よりも天気は悪く、観光客は灰色の空を虚しく眺めています。これでロープウエイ代2800円は高いですね。

Optio_085 Optio_086 Ca3i00550001     

10時半ごろ駐車場まで降り、前日に見つけた中崎山荘「奥飛騨の湯」に入って帰りました。塩田にあるような枝を並べた棚で、熱いお湯の温度を下げる独特の設備があり、楽しい温泉でした。

「アウトドア31文字」

 (丸山にて)  吹きすさぶ 吹雪の中に 立ち止り

              見渡す山の 冬の絶景

« 石山寺の梅林 | トップページ | 新しい大阪駅 »

北アルプス」カテゴリの記事

コメント

ころぼっくるさん、こんばんは。

雪と山と温泉…とても楽しそうですね~。
この時期、凍結はないのでしょうか?
23日は少し天気が悪かったと思いますが、楽しまれたようですね。
私の技術では無理かもしれませんが、ちょっと行ってみたくなりました~。

ちゅた様
こんばんは、ありがとうございます。ロープウエイを降りてから1時間ぐらいのスノーハイクで山荘に着きます。

特に凍結はなく、雪道を歩くことが出来ればokです。ただ丸山までの稜線は猛烈な吹雪が吹く事があり、背中で風をやり過ごす状況になりますので注意が必要です。

山荘はこの時期はすいているようです、また御一緒しましょう。

ころぼっくるさん、こんばんは。

西穂高への登山、お疲れ様でした。相変わらず、精力的に出かけられていますね^^ そのバイタリティの凄さに感銘を受けずにはいられません。

3月というのに、まだまだ真冬の景色ですね。今年は、なかなか暖かくならないような気がしますが、この景色を見ていると、本当にまだ真冬のような気分になります。私の意識の遠く及ばない世界のようで、想像するのも難しいですが、これからも頑張って下さいね^^

いそしず様
こんばんは、ありがとうございます。
山荘までの登山道は距離も短く、夏であれば小学生でも歩けると思います。

ロープウエイを利用出来るので手軽にアルプスを楽しめます。ただ丸山を越え、独標から先の西穂山頂、さらに奥穂高につながる岩峰を結ぶ稜線はかなり危険度が上がり、それなりの登攀力が要ると思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 石山寺の梅林 | トップページ | 新しい大阪駅 »

2025年1月

 
 
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
 

メモ

  • 写真とリンク
    小さな写真はクリックすると拡大します、文中の緑色の文字をクリックすると次の記事にリンクしています。

クロックリンク

フォト
無料ブログはココログ