六甲全山縦走 8
3月29日
縦走トレーニング8回目は須磨公園から宝塚までフルコース56kmに挑戦しました。
天気は良かったのですが風が強く、昼過ぎからは大変でした。
須磨公園を夜明け前の4時15分にスタートし、宝塚ゴールは午後5時55分、所要時間は13時間40分でした。
後は時間をどれだけ短縮出来るかです。
今回の予定時間は14時間に設定しました、いままでの経過時間を元にしています。新開地からタクシーで3300円でした。誰もいないスタート地点のトイレだけが灯りをともしています。鉢伏山までの休憩所で白いヘッドランプが3個ほど揺らめき話し声が聞こえますが姿は見えず、不気味な雰囲気でした。
旗振山4:40、おらが茶屋5:00でした、まだ真っ暗です。
高倉台警察前5:08、400階段を越え栂尾山5:25、横尾山5:35です、このころから空が明るくなりはじめました。
横尾山から神戸の展望、須磨アルプスの夜明け、東山は6時頃になりました。
東山を下ります、公園の出口で朝日が見えました。妙法寺は6:25に通過です。
桜、山ツツジも咲きはじめました、高取山は7時でした。
月見茶屋、安井茶屋を通り丸山町に入る鷹取橋東交差点を通ります、ここから住宅街の急な坂道が続きます。鵯越駅は7:50でした。
石井ダム、神戸電鉄有馬線の高架橋を見ながら菊水山の入口に着きます、8:20でした。
延々と続く階段、木の根階段を耐え山頂に着きます、8:45天候と展望は共に良好です。少しの休憩の後、鍋蓋山へ向い天王吊橋を渡ります。
鍋蓋山には9:50に着きました、鉢伏山から菊水山の間に明石大橋も見えました。大龍寺は10:20、市ヶ原は10:30の到着でした、前半の終わりです。所要時間6時間15分です。
市ヶ原を10:40にスタートして、摩耶山掬星台には12:00に着きました、ロープウエイ、ホテルもあるのでドライブ客、観光客もたくさんおられます。
アゴニー坂出口12:27、そまたに峠12:33、三国池への東屋13:00です、このあたりは軽く歩けるところです。
丁字ヶ辻13:13、記念碑台13:30、前回のゴール、ガーデンテラスには14:05に着きました。いつの日にかここのジンギスカンでお昼を食べたいと思いました。
今回の目標である宝塚を目指して14:15スタートしました、一軒茶屋は15:10の通過です、あと3時間がリミットです。
鉢巻山トンネル脇の山道を歩いている人もいました、まだ歩いたことはありません。分岐点15:20、大平山16:25、だんだん日暮れが近くなります。
分岐からの下りはかなりアップダウンが強く、なるべく足元が明るいうちに歩ききるのがベストです。風も強く冷たくなり大平山と塩尾寺の休憩もカットしました。大谷乗越16:45、塩尾寺17:30、コースタイムに余裕が無くなりあせってしまいました。
なんとか17:55ゴール広場に辿り着きました。夜明け前からの14時間に賭けた今回の冒険も終りです。
今回のコースタイム
須磨公園 - 妙法寺 2時間10分
妙法寺 - 市ヶ原 4時間10分
市ヶ原 - ガーデンテラス 3時間35分
ガーデンテラス - 宝塚 3時間45分
合計 13時間40分
休憩 安井茶屋(5分)、菊水山(10分)、鍋蓋山(10分)、市ヶ原(10分)、
掬星台(10分)、記念碑台(5分)、ガーデンテラス(10分)、一軒茶屋(5分)
合計 65分
実歩行時間 12時間35分 合計距離 56km 平均歩行速度 約4.4km/h
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ころぼっくるさんにとって、記念すべきイベントとはいえ、お一人でフルコースの走破、大変ご苦労様でした。
基本的にはタイムを競うものではないのですが、やはり早く歩きたいのは誰もが思うことですね。
写真を少なくとも46枚撮られていますが、カメラをバックから出してアングルを決めて撮影するのに30秒/枚としても23分かかっているわけで…。
また六甲山頂前後の道は、当日は通行止めではありませんが、みんな道路を歩きます。アップダウンが少なく登山道より早く歩けると思います。
合わせて1時間以上の短縮になると思いますし、マラソン大会ではとくに言えることですが、大会当日というのは周りの雰囲気や早いペースに巻き込まれて、実力以上の結果が出ることもあります。無理は禁物ですが…。
いずれにしても、今回膝痛もなく完走されたのは日頃の鍛錬の成果と思います。
とにかく気力に脱帽です!
投稿: ちゅた | 2009年4月 1日 (水) 00時01分
ちゅた様
ありがとうございます、7回目からはウエストポーチを利用して、出来るだけザックの荷物の出し入れを減らしています。写真も時刻のメモ程度の撮影でカメラは上着のポケットに入れています。
兵庫県山岳会のコースでは鉄拐山の頂上への道を通らず、巻き道をみなさんが利用していました、抜け道はあるものですね。
今回のタイムをゼロポイントとして時短に取り組みたいと思っています。
投稿: ころぼっくる | 2009年4月 1日 (水) 00時37分