常念岳から蝶ヶ岳 2日目
8月17日
前日の夕方から降っていた雨も止んで、常念岳は爽やかな朝を迎えました。
下界を覆い隠す雲海に朝日が澄み切った光を与えています。
2日目のスタートです。
朝食の前に外に出てみると、雲海からの日の出を見ることができました。
早立ちのお客さんは山頂へのコースに入っていました。
5:55 朝食の後、蝶ヶ岳に向かって歩きはじめました、天候は安定せず小雨も降って来ました。
山頂には7:30頃に着きましたが、昨日よりも視界がなく一面のガスでした。
ここから今回のメインコースが始まります、長い下りと途中のピークの登下降です。
思っていたよりもアップダウンのきついコースでしたが、晴れ間から望めるアルプスの展望が素敵でした。
樹林帯まで下ると、お花畑もありました。
ハクサンフウロ、オトギリソウ、クルマユリです。
トウヤクリンドウ、シモツケソウ、イブキトラノオのような花です。
蝶槍の遠景、頂上直下、蝶槍の頂上です。遠景が見えてから約1時間の登りでした。
蝶ヶ岳ヒュッテには12時頃着きました、常念から蝶への縦走は約6時間で達成出来ました。ヒュッテで昼食にカレーを注文しました。苦しかったコースだったのでほっとしたお昼でした。
蝶ヶ岳ヒュッテからの展望ですが、ここでも雲が残り槍の穂先も望めませんでした。三股下山口のタクシーの予約を4時で連絡して、12:40 下山を開始しました。
10分ぐらい下った所にもたくさんの花が咲いていました。ウサギギク、ヨツバシオガマ、クルマユリです。
最終ベンチを13:05に通過しました、後は花もなく下山道を歩くだけです。蝶沢は14:05、まめうち平は14:45でした。
三股付近の沢と吊橋です、下山コースには一の沢登山道のような沢はなく、薄暗くなりかけた下山口には16:10に着きました。バスの隣には予約したタクシーが待っていました。
蝶の形をした珍しいバッジです。 今回の所要時間(休憩を含む)
1日目 一の沢 - 常念小屋 約5時間
2日目 常念小屋 - 蝶ヶ岳ヒュッテ 約6時間
蝶ヶ岳 - 三股 約3時間30分
久しぶりに長距離を歩けた充実の2日間でした。
追記
初めて常念に登った、05年6月25日の画像を追加します。
« 常念岳から蝶ヶ岳 1日目 | トップページ | レッスンスタート »
「北アルプス」カテゴリの記事
- 山とカヌーの夏旅2016 (7)燕岳の御来光と下山(2016.08.12)
- 山とカヌーの夏旅2016 (6)燕岳登頂(2016.08.11)
- 進撃の夏旅2015 (6)横尾から本栖湖(2015.08.09)
- 進撃の夏旅2015 (5)北穂高から横尾(2015.08.09)
- 進撃の夏旅2015 (4)北穂高岳登頂(2015.08.09)
コメント